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nintendogs + catsの話1 (2013/3/27) 


nintendogs + catsを始めました。
せっかく3DS持っているのにどうぶつの森しかプレイしてなかったので
誕生日に買って来て自分で作ったケーキを食べながら、彼らを迎え入れました。
未婚のオフィスレディか、俺は。

SHIKASHINAGARA KAWAII☆

何をするゲームかって言うと犬と猫を仮想世界で育てるゲーム。
毎日、飯食わして風呂に入れて散歩して遊んで大会に向けてハードな訓練をして
大会で優勝して高額賞金で日々豪遊するゲーム。
3DS本体に向かって名前呼んだら寄ってきて甘えてくれたりするので
誰にも認識されていない自分の居場所がこの世界にもあった気がして
糞な浮世を歩いていく力をくれるゲーム。

え~、こういうゲームって毎日世話しなくちゃ駄目なんでしょ~?
あたし生粋にして生来のクズ野郎だからこんな面倒くさいの嫌だ~とか
宣う画面の前のあなた。
大丈夫、この犬と猫絶対死なないから。
何ヶ月放置しても、死なない。
飢餓極まって、薄汚れた体から蝿が沸いていてもあなたを待っている。
ずっとあなたを待っている。
決して死ねない呪縛に囚われて死ぬよりも辛い苦痛を味わいながらも、
ただあなたの帰還を。


というわけで我が家の犬猫を紹介。


柴犬のしょうたろうくん。
飼い主と同じで社会生活が困難になるほどの人見知り。
散歩中に知り合うほぼ全ての犬を怖がる。
飼い主と違うのは、知性と運動能力は中々のものであり
我が家の豪遊生活の要という点。


ポメラニアンのマーリーちゃん。
元気いっぱいの馬鹿。
群を抜いて馬鹿。
誰とでも仲良くなるけど馬鹿。
運動はできるけどルールがあんまりよくわかっていない馬鹿。



アメリカンショートヘアーのフィリップくん。
かわいい。
猫はこの色とこの柄に限る。
かわいい。
かわいい。
かわいい。
飲み込みたい。
悠久の刻を共に過ごし、融合して新たなる生命へと変異して永久に常世を治めたい。

というわけです、体験版が無料でダンロードできるので興味ある方は是非。
[ 2013/03/27 00:00 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)

OSHIRASE(2013/3/17) 


ゴッサム村役場です。
今日はお知らせがあります。

当blogの更新の頻度が少し下がる事になります。
週に1回、多くて2回くらいの不定期更新になってしまいそうです。

内容は多分変わらないと思いますので、変わらずご贔屓にして頂ければ幸いです。
今度ともよろしくお願い致します。
[ 2013/03/17 00:00 ] 独言 | TB(0) | CM(0)

くまモンファン感謝デーに行ってきました(2013/2/23) 



湊町リバープレイスで開催された
「くまモンファン感謝デー&第3回くまもと逸品縁日」に行ってきました。
うちの嫁がどうしても行きたいって言うんですよ。
いい年こいて、着ぐるみが好きとかどうかと思うんですね。
もう本当に渋々行く感じ。
仕方ないからくまもと逸品縁日で時間潰すかな。
熊本ラーメンとか、うにコロッケとかあるみたいだし。
本当渋々ですわ。


きゃぁああああああああああああああああああああああああああああ。
いらっしゃったぁああああああああああああああああああああああ。
くまモン様だぁ嗚呼あああああああああああああああああああああ。
子供拉致ってるぅうううううううううううううううううううううう。
かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。
え?
熊本ラーメン食べてくる?
俺ここで写真撮ってるから!


流石の存在感だよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!
くまモンさまぁああああああああああああああああああ。
神々しいよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
うにコロッケ食べてくるか?
よし、俺はここで写真撮ってるから。


最後にくまモン様に大接近できるチャンスがあったよぉおおおおおおおおおおおおおおお。
かわえええええええええええええええええ。
握手してくださいあぁあああああああああああああああああい。
握手してくださぁあああああああああああああああああああああああ。
うおおおおおおおおおおやったぞぉおおおお。
握手してくれたぞぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
スリムに、スリムになってくださぁああああああああああああああああい。


ああああああああああああああああああああああ。


やってくれはったぁあああああああああああああああああああああああああ。
ワイや、ワイが言うたらやってくれたんやで。
ワイや、ワイに感謝してや。
皆さん、ええ写真撮れたでおまっしゃろ?
うおおおおおおおおおおおおおおお。
横のうらっちが引いてるぅうううううううううううううううううう。


まぁまぁのイベントだったかな。
渋々連れて行かされたわりには、そこそこ楽しめたかな。
まぁ来年もやるんなら行ってやってもいいかな。
渋々な、渋々。
[ 2013/02/23 00:00 ] 独言 | TB(0) | CM(0)

とびだせどうぶつの森の話39(2013/1/9) 


(届かない思い、届けたい思い、すれ違う村民のキスショットさんと馬のジュリーさん)





ゴッサム村に新村長ミカさんが就任してから50日間経過し、
かつゲームのプレイ時間が50時間を超えたため
広場のシンボルツリーの根元に座れるようになり
その際、素敵な音楽と共に村の歴史を振り返れるようになりました。
写真は広報モデル村民キスショットさんと、シンボルツリーの「an unfinished dream」です。

今まで色々ありましたね。


村長のミカさんとハムカツさんが出会って



ハムカツさんが踊って



ハムカツさんが怒って



ハムカツさんが魚釣って



ハムカツさんが橋を渡って



ハムカツさんが村長のミカさんを物陰から窺って



二人は結ばれたんだね。



素敵な思い出だったなぁー。
[ 2013/01/09 00:00 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

充電ステーションを作ってみた話(2012/11/14) 


充電ステーションを作ってみました。
知り合いの99%に嫌われていていて、大変不器用な僕ですががんばって作りました。
すいません嫌われている件は別に今書かなくてもよかったです。
うちの嫁はすぐ携帯をどこに置いたのか忘れて大騒ぎするので、場所を作ってそこに置いておく癖をつけさせて無駄な労力を減らすのが目的。


用意したのは3coinsで売っていた花付き芝生と半額だった籠。
あとは家にあった昔ダイソーで購入した金属フックと延長コード。



籠の中に延長コードを入れて、各種充電ケーブルを差しまくる。



籠は少し押すだけで簡単に隙間ができるタイプのものなので中から延長コードの先を出す。



芝生もどきを籠の形にカットする。



金属フックの片方を力ずくで伸ばす。



芝生もどきは後ろが編み目になっているので



適当に金属フックを通す。



あとはフック付き芝生を籠にひっかけて、芝生の間から充電ケーブルの先を通して完成。


充電している様子。

思っていたよりも便利で嫁も結構気に入ってくれています。インテリアにもいいです。
これで知り合いのほぼ全てに存在を煩わしく思われている僕でも、嫁に愛してもらえます。よかったね。
[ 2012/11/14 00:00 ] 作成物 | TB(0) | CM(0)

正月の話(2012/11/10) 


昔のblogから転載。
転載できそうな内容の記事がもうなかったのでこれで過去blogからの転載はおしまい。
毎年年末年始に食中毒になるのはなんなんだろう?




2006年1月10日投稿
原題「正月の話」



[ 2012/11/10 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

全ての始まりにして終わりなる者 (2012/11/8) 



昔のblogから転載。
シンプルです。



2008年7月25日 投稿
原題「全ての始まりにして終わりなる者」


[ 2012/11/08 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

バレンタインデーでした(2012/11/6) 



昔のblogから転載。
自分が書いた記事だからツボが同じで当たり前なんだけど結構好きですこれ。




2007年2月15日 投稿
原題「バレンタインデーでした」



[ 2012/11/06 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(1)

ごめんなさい(2012/11/3) 


昔のblogから転載。
特別おもしろくはないけど、なんとなく好き




2005年12月29日 投稿
原題「ごめんなさい」 




[ 2012/11/03 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

THANK YOU MY GIRL (2012/11/1) 


昔のblogから転載。
そこそこの出来の、底々から呟かれる呪詛。



2005年12月20日 投稿
原題「THANK YOU MY GIRL」 



[ 2012/11/01 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(1)

何かと戦う話(2012/10/31) 



このblogはオタク夫婦の愛を綴った大人気blogとして書籍化→舞台化→アニメ化→ドラマ化→映画化→ハリウッドへ
という流れを目指しています。
せや、印税や。印税でアホほど豪華な生活するんや。ベンツにピンドンに女や。金で買えへんもんはない。あのカワタヒサシの画集やっても何冊でも買えてまうわ。
そうなると色々な人が見て、色々な人が意見をくれて、そいつらとどうしても戦わなくちゃいけない時が来る。
きっと来るんですよ。
僕は広島の宮島に行った時、大きめの蜂が顔の前に飛んできただけでロミオ・マスト・ダイでジェットリーが消火用の管を振り回してた時くらい大暴れして周りを唖然とさせるような小心者なので、ちょっと予行演習しとこうかと思います。

今回の対戦相手は





メール読みました。何を書いているのか支離滅裂で途中から昆虫と自分が融合していく過程を哲学的に、時にユーモアを交えて神代文字で綴られていたため大変わかり辛い部分が多かったわけですが、結局あなたが私におっしゃりたかったのは当blogではアフィリエイトをやめてほしい。そういう事ですね?
アフィリエイト、特にインターネットのWWW上における広告形態をさし、ある広告媒体のウェブサイトに設置された広告によってウェブサイトの閲覧者が広告主の商品あるいはサービス等を購入し、生じた利益に応じて広告媒体に成功報酬を与える一連の形態をさす用語。これですね?wikiに書いていました。
なぜそう思われたのですか?私が使用させて頂いているFC2blogというサービス。こちらの運営はアフィリエイトを推奨しています。管理人のためのQ&Aのコーナーにしっかり明記されています。「どんどんやっちゃえ」と善悪の判別がついていない幼い小学生に万引きを促す中学生のお兄ちゃんの友達くらい気軽な感じで書いています。例えが悪かったですね。例えが悪かったわけですが、アフィリエイト自体は悪ではありません。
私が日頃記事にしているのは自分自身の恥部と妻の日常です。この内容で広告収入を得たとしても特に問題はないように思うんです。どうせならあなたは妻に内緒でblogを書くのは止めろという内容の抗議文にするべきでしたね。おっと今更尻軽女の恋愛観のようにコロコロ主張を変えないでくださいね。
あと私が広告で収入を得ていると思っているようですが、それは大きな間違いです。もしかしたら気がついているのかもしれませんがあえて目をそらしているのかもしれませんね。だから伝えます。このblogあなたしか熱心な読者さんがいません。つまりあなたが広告をクリックして商品を購入しなければ収入は発生しません。
僕は自分が欲しいものの画像をサイドバーに貼り付ける事で、黒人の少年がシューケースの中にあるトランペットが欲しくてガラスと一体化してしまうくらい顔をつけて見ているあの状況、ただそれを再現しているだけなのです。
だからアフィリエイトを辞める必要はないんですよ。ここには私達しかいません。私達だけの世界なんです。仲良くやりましょう。
そんな私達にふさわしい話があります。



「犯人は萱島霧彦、あなただ」

翔太郎の声の後、雷鳴が洋館を切り裂くように鳴り響いた。
高校生探偵の星ヶ丘翔太郎と、その幼馴染である私、墨染亜樹子は友人の滝井姫子の誘いで無人島の洋館を訪れていた。嵐の影響で航路は分断され、外界との往来が断たれた中起こった23の凄惨なる殺人。殺人鬼「kウィ半」を名乗る犯人は翔太郎と警視庁の警部光善寺来人の目を掻い潜り犯行を重ねた。しかしそれもこれで終幕となる。翔太郎が犯人をついに突き止めたのだ。

「なぜ、僕が犯人なんですか?僕にはまだ23の犯行時にアリバイがありますよ」

霧彦は不敵に笑う。

「西三荘順さんが殺されたトリックとやらはわかったんですか?」
「ああ、それもようやくわかったよ」

霧彦の顔から笑みが消える。

「だったら聞かせてもらいましょうか」
「言われなくてもそうするさ」

翔太郎は羽織っていた上着をマントのように脱ぎ捨てた。

「まず23の犯行で問題となっていたのは、西三荘さんが3つ以上のとある金属で同時に殴打しなければ死なないという点だ。この島に入るための唯一の手段である定期船内で肛門内まで調べ尽くす異常とも言えるほどの検査があるため外からその金属を持ち込む事は不可能。つまり犯行に使えるその金属がこの島にはないってことだ」
「そうだ、つまり不可能犯罪だろ」

霧彦は再び気持い悪い笑顔を見せる。
翔太郎はTシャツを脱ぎ捨てた。

「それがそうでもないんだ、実はあったんだこの島にその金属が。みんなは覚えているかな?この島に来た2日目この館の主人、出町柳紅蔵さんが殺された事件。そう、紅蔵さん体の中にね。紅蔵さんは昔アイドルのコンサートで羽目を外し過ぎて両手両足を複雑骨折している。その際に体内にその金属が使われているインプラントを埋め込んでいたようだ。あなたは彼を殺害した後右手左手右足を切り取り中からインプラントを抜き出し、そして西三荘さんをも殺害したんだ。琉兵衛さんお願いできますか?」

執事の伏見桃山琉兵衛が手刀で紅蔵の死体に残る左足を切り取り、翔太郎のほうへ投げる。
それを靴を脱ぎながら翔太郎は受け取り続ける。

「金属製ではない琉兵衛さんの手刀では西三荘さんの肉体を破壊できない。それは以前実証ずみです。さて、犯人はこんな風に紅蔵さんの左足に入っている金属インプラントを」

翔太郎は言いながら切断面に自らの腕を突っ込む。ぐちゃぐちゃと嫌な音が耳に残る。

「こうやって取り出して・・・・琉兵衛さんお願いします」

取り出したインプラントを今度は琉兵衛に投げ渡す。琉兵衛はそれを手刀で3つに切断し、再び翔太郎に投げ返す。

「しかし、俺は虫歯の治療でその金属の詰め物を使っているとかで、歯を入島時に引き抜かれたぞ。有能な中小企業の社員が大企業に引き抜かれる時くらい見事に抜かれたぞ。それなら出町柳紅蔵も両手両足を引き抜かれていないとおかしいだろ」

「彼はこの島の持ち主ですからね。特異で強制的なルールでも作った本人は守らなかったんでしょう。そういう性格のせいで色々恨みをかっていたようですね。それとなぜ彼が自分の体にも入っているこの金属をここまで嫌っていたかは俺にはわかりません。霧彦さん、貴方ならご存知かもしれませんね。」

来人警部の問いかけに翔太郎は応じながら切り分けられた3つの金属を指に挟む。

「あなたは切り分ける必要はなかったでしょうが、こうして得たこの3つの凶器を使い殴打する事で」

翔太郎は飛び上がって全体重をその右の指に挟まれた金属にかけて振り下ろす。そうすることで死体となった西三荘の、殺害時に半分壊されていた頭部を完全に破壊し尽くして脳髄を辺りに撒き散らす。

「破壊した」

「・・・拳銃でも貫けなかったあの西三荘の体をあんな金属だけで」
来人警部が囁くように言った。

「破壊」
翔太郎が顔色ひとつ変えず再び西三荘の体を破壊する。

「破壊」
西三荘の体を破壊。

「破壊」
西三荘を破壊。

「破壊」
壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊。

「やめろ翔太郎!死体を何回も殴る事に何の意味があるんだ!」たまらず叫んだ来人警部の軽侮と同時に
「検証してるんでしょうが!!!!」

血まみれの翔太郎の手から凶器が投擲され霧彦の頬を掠めて壁に当たる。

「これが存在しなかったはずの凶器ですよ」
靴下を脱ぎつつ言う。

「ハハハハ、おもしろい話だ。しかし凶器が判明しただけだろう?それだけでは僕を犯人だと断定できない。僕にはまだアリバイがある」
霧彦は頬から垂れ落ちる血を拭いながら嗤う。
「それももう解き明かしましたよ」
翔太郎はズボンを脱ぎ捨てた。

「霧彦さんのアリバイ、それは執事の伏見桃山琉兵衛さんが夜に気分転換だと言ってみんなの部屋のテレビに強制的に配信してくれた学生時代に作ったとか言うくだらない自主制作の映画を見ていた、そうでしたね?」
「ああ、そうだ。あんなつまらない自主制作映画、ここ以外のどこで見れるっていうんだ。こんな状況じゃなきゃ絶対見ない。怒りで国籍を変えてしまうそうだったよ」
「本当にあの夜、ここで見たんですか?あのつまらない映画とは名ばかりのつまらない映像を」
「見たさ、内容を言ってやろうか?主人公の権兵衛が闇を滅す力を得て悪を滅ぼすストーリーだ。三部作で第1部で魔王エスコンドに敗北、第二部で破壊神グラッチェに敗北、第三部で悠久民カジタルを味方にして全てを滅ぼした、そんな話だ」
「全てここで見たんですね?」
「ああそうだ!ここで見た!!あの下劣で低俗で作った人間の脳みそを研究素材として未来永劫この地球上に残したくなるくらいの映像をね!!」

外は未だ吹き荒れているはずの暴風の音が聞こえない。なぜかこの部屋だけ世界から隔離されたかのように静まり返っていた。ただ霧彦さんの荒い息と来人警部に抑えこまれながらも怒りを露わに暴れる琉兵衛さんの出す音だけが響いていた。

「三作目は配信されていませんよ」

翔太郎はパンツを脱ぎながら言った。

「えっ?」「えっ?」

二つの小さな声が聞こえたあと静まりかえる館内。

「三作目は配信されていません。三作目だけ琉兵衛さんがおそらく間違えて違うDVDを配信してしまっていたんです」
「馬鹿な・・・」

絶句する霧彦。翔太郎はTシャツを着ながら続ける。

「間違えて配信されたのは琉兵衛さんお気に入りであろうアダルトビデオですよ。翌朝感想を聞かれたみんながあまり内容に触れず無難な答えばかり返していたのはそのためです」
「そんな馬鹿な」「そんな馬鹿な」
ハウリングするように重なる二つの声。翔太郎はパンツを歩きながらずり落とした。
「どこで見たんですか?あのつまらない映像を?」「それは・・」「琉兵衛さんはこの洋館に来客があった時、主人の紅蔵さんの制止も聞かずよくあの映像を配信していたそうです。以前この島に来たことのある誰かに内容を聞いたんじゃないですか?」「違う、僕も三作目だけ見ていない・・・僕もあのアダルトビデオを・・見た」「じゃあ内容を言ってください」

静寂。
翔太郎は上着を着る。

「・・・・リクルートスーツを着た就職活動中の女子大生を・・・ナンパして・・行為に至る内容だ」
「それはあなたの趣味でしょう!!」

雷鳴が再び鳴り響く。

「家に遊び来た孫の友達を強姦したあと激しめの調きょ」
「私の性癖はもういいでしょう!!!!!!!!!」

琉兵衛の声が雷鳴よりも遥かに響く。

「彼が犯人ならそれでいいじゃないですか・・」

翔太郎は靴下を履きながらうなずく。
霧彦はただ目を見開いていた。

「あなたが犯人ですよ。霧彦さん」

誰も声を発しない。琉兵衛さんのすすり泣く声と、翔太郎が靴を履いた後つま先をトントンやる音だけが聞こえる。

「クククそうだ・・・僕が殺人鬼kウィ半だ。そうだ僕がやった」
「なぜこんな事を」
「なぜこんな事?ははは愚問だ、あいつらは殺され当然の畜生だった」


終わった。今回の犯人は中の上といった所だな。数は多かったが殺しの内容がよくない。私が用意してやったプランの7割消化といったところか。くだらない奴の犯行に至るまでの独白が続いている。復讐だのなんだのというお決まりのやつだ。くだらない実にくだらない。そんなくだらない話を翔太郎は悲しそうな顔で、パンツを履きながら聞いている。愛しの翔太郎。あなたは殺人現場で輝く。あなたのその才能はこの血塗られた場でしか生かせない。あなたをもっと輝かせたい。あなたと共に色んな事件を暴きたい。あなたが死体を見つけて、怯えをその心の内に隠して使命感に燃える姿。あなたが犯人に辿り着いた時のあの顔、犯人を追い詰める時の顔。全て私が生み出している。翔太郎は言ってたよね、自分が行く場所でいつも殺人が起きるって。そうだよ、私が全て私が計画して私が犯行に及ぶようにあいつらをコントロールしてきたんだ。あなたのためだよ。あなたのため。全部全部、あなたのため。もっと輝いて翔太郎。今度はもっともっと殺させる。もっともっと難解なトリックで全てを殺す。でもあなたならきっと止めてくれるでしょう?きっと止めてくれる。そうだから私も頑張らなきゃ。ズボンを履く翔太郎が愛おしい。ずっと一緒だよ、犯罪幇助人アキはずっと名探偵翔太郎と共にあるんだよ。



全てが終わった。
また今回も多くの人を守れなかった。事件の内容がどんどん凄惨なものに変わっていく。探偵は犯行を未然に防げない。今回は初日に15人死んだ。どうしようもなかった。警戒はしていた。でもさすがに同時に15人も死ぬと思わなかった。犯人は捕まえた。そう、俺はただ犯人を暴いただけだ。俺は守れないんだ、誰も。守りたい?嘘だ。本当は違う。俺は犯人を捕まえるためでも、被害者を出さないようにしたいわけじゃない。犯人を暴いている正にその時、裸になっていくのが楽しいだけだ。視線を感じて脱ぐのが楽しい。何か言いたいけど、話に水を差すわけにはいかない。そんな連中の顔を見ながら裸になるのが楽しい。犯人の独白が終わる時にあわせて服を着なおす。そうすれば誰もその事について触れてこない。あとは何事もなかったかのようにしていればいい。白昼夢だと思っていればいい。実は真犯人が誰かには気がついている。だけど俺は彼女を断罪する事はないだろう。この快感を与えてくれる場を失うわけにはいかない。絶対に。俺達は持ちつ持たれつの表裏一体の関係だ。そうだ、名探偵翔太郎と犯罪幇助人アキはずっと共にあるんだ。


みたいな話です。あなたが見てくれるから私は更新する。あなたが広告から商品を購入する事で私は潤う。持ちつ持たれつじゃないですか。これからも当blogをよろしくお願いします。






いやあ初対決で幸先よく撃破しちゃいましたね。嫁の話を書いてアフィリエイトで儲かる。これで嫁とも持ちつ持たれつですわ。まぁ、webサイトを持ち始めて8年間一度も広告収入なんて得たことないんですけど。儲けた金で新興宗教でも起こして対立する宗教の教祖をクロスチョップで首刈していきたいと思いますね。
[ 2012/10/31 00:00 ] 独言 | TB(0) | CM(0)

ラジオ風味でお送りしませう(2012/10/29) 



昔のblogから転載。
個人的に結構うまくできてると思う。



2006年4月12日 投稿
原題「ラジオ風味でお送りしませう」


[ 2012/10/29 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

ToHeart2 AnotherDaysにおける小牧郁乃の話(2012/10/27) 



僕の全てを変えてしまったToHeart2の続編にあたるToHeart2 AnotherDaysの
小牧郁乃というキャラクターにのみ焦点を絞った感想文。
相手の事を良く知りもしないで、勝手に自分の妄想を押し付けて、現実を知って勝手に発狂する童貞臭い男の様子。



2008年3月3日 投稿
原題「ToHeart2 AnotherDaysにおける小牧郁乃の話」



[ 2012/10/27 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

たぬきそふと 微少女の渡瀬珠希ちゃんの話(2012/10/25) 



好きなものに脇目も振らず熱中している人ってすごくかっこいいと思います。
人の目も憚らず、誰かと繋がっていても繋がっていなくても、
犯罪行為以外で人生を謳歌している人を僕は尊敬しています。
誰かに押し付けることなく自分たちの世界で戦っていく、これが本当の趣味だと思うんですが
誰かに押し付けたいけど、自分の恥は晒したくないと理由をつけて逃げる人間がいるわけです。
これは大変に良くない。
痔の定期健診時に肛門鏡で中の様子を開いて確認してもらうときに、うっかり力入れちゃって検査前より痛みが酷くなっちゃった時より良くない。
例えば、好きな女性アイドルがいて頭がおかしくなるくらいに好きなのに「自分は彼女をアイドルではなくて、アーティストだと思っている」とか言い訳しちゃう人。
本人がそういう風に言ってるならともかく、なぜか勝手に逃げ道を作ってしまう。
後ろ指差されるのが恥ずかしい程度の覚悟なら好きだなんて言う資格はないし、好きなら好きと大声で叫べばいい。

そうだから僕は大声で言いたい。
たぬきそふとの抜きゲーが好きだと。
昔職場で流れでこの世界にはロリコン向けのエロいものがあると女性社員の間で話題になって、
こちらに話題を振られたとき

「自分は全然知らないし、興味もないし、気持ち悪いとさえ思う」

と顔を歪めて言った事があるが、僕はここで声を大にして言いたい。
たぬきそふとのゲームが好きだ。

たぬきそふととの出会いは、数年前。
当時の僕は嫁と結婚するにあったって、コレクションしていたエロゲーやら同人誌やら、
特にお気に入りのもの以外はとにかくなんやかんやを処分していた。
うちの嫁は自分と同じくオタクというカテゴリーに含まれる人間なので、
この手の趣味には普通の人より寛容なのだがとりあえず処分していた。
その後は情報化社会の昨今、次々と溢れ返ってくる情報達を遮るために僕はた原始的にただネットをしないという選択肢を選んでいた。
知ってしまうと手に入れたくなってしまい、いてもたってもいられなくなるために修行僧のような生活を送るのだった。

そんなある日、僕の目の前にとんでもないものが入ってくる。
それはエロゲの一場面を切り取った画像。
女の子が性行為に及んでいる画像で、次なる展開に進むために選択肢が「妊娠させる」「中出しする」の2つしかなく「どっちも同じ意味じゃないか」と笑われていた。
そんな嘲笑は目に入らないほどの衝撃を、僕は受けていた。
場面は教室で、茶髪の女の子が、スカートと靴下だけつけて、日焼け跡をつけた柔肌と微乳をさらけ出し、背面騎乗位によだれを垂らしながら、恍惚とした表情でこちらを見ていた。

一瞬だった。
彼女は警戒していた僕の両腕両足をいとも簡単に引きちぎり、天地魔闘の構えで情報を遮断しているつもりだった僕をいとも簡単に寸断した。
小腹空いたな、なんか買うかとコンビ二で肉まんを頼んだときに店員が蒸し器の透明の扉を力強く閉めたときの「バンッ」という音だけで飛び上がるぐらい怯える僕の心如きでは耐え切れるような衝撃ではなかった。
同じシチュエーションの画エロゲならもしかしたらプレイしたことがあったかもしれない。
幼さの残る顔や、体もそうだったが、彼女には他にはない、何ものにも変えがたい魅力があった。
日焼け跡だ。
確信した。これは世界を平和に導く指針になると。これはそういうものだと
その魅力は今現在の僕にも到底理解できるようなものではなく悠然に燦然とした姿で、漫然と暮らす当時の僕を打ち砕いた。

抜きゲーはもう買わないという嫁との鉄の誓いを易々と破り、僕はこの微少女を購入し、全裸でインストールした。
全てがそこにあった。
性に興味深々であどけない女の子達を、簡単な罠や口八丁を駆使することで性行為に及ぶよいうすっからかんのシナリオ。
覗き、強制オナニー、野外露出、水着SEX、体操着SEX、登場キャラクター入り乱れての4Pに放尿。
中でもお目当ての渡瀬珠希ちゃんの別格だった。
ちょっとヤンチャで、その身に日焼け跡を宿した女の子。
白い肌と小麦色の肌のコントラストをこれでもかと見せ付けながら、
エロいこと大好きと公言し、所構わずオナニーとSEXを繰り返し、都度狂ったように放尿する。
選択肢次第では妊娠してしまうが、臨月近くなっても未だその身に残る日焼け跡。
おそらく先天的にその身は焼かれていたのだ。おそらく前世の業。


「私と結婚してください」

ジェイクは町で見知らぬ女性にそう声をかけられた。それは明らかに自分とは不釣合いな貴族の女性だった。貧民層の自分に、まして初対面の自分にそんな事を言うはずがない。からかわれているに違いない、しかし無下に扱って貴族の連中の怒りを買ってしまっても困る。事を荒立てないためにはどう言えばいいのか。そう考え次の言葉をを言いあぐねていると

「悪い人に色々大変な事されそうなんです。フリだけでもいいですから」

と彼女は続けた。彼女の名前はジェシー。
彼女はお金持ちのお嬢様で最近両親が死んでしまって遺産相続の醜い争いに巻き込まれてしまった。誰も味方になってくれる人がいなくてこのままでは財産はみるみる絞りとられていく。お金はいらない、しかし両親の形見の指輪だけはどうしても奴らに渡したくない。だから私と結婚するふりをして、形見の指輪を結婚指輪だと言ってくれ、との事だった。「報酬はいくらでも」とドロワーズからボトボトと出してきた札束の群れにジェイクの疑念はどこかへ消え去った。世間知らずな彼女と過ごす恋人としての日々。ただの金目当てのはずだった。しかし金の化身となった親戚連中から彼女を守るために繰り広げられる激闘の果てに芽生える恋心。燃え盛る動物園で荒れ狂う猛獣達を押し退け5番目の叔父を抹殺した後、ふとした事から実は彼女とは幼い頃に知り合っていて、彼女はその時から自分に好意をもっていた事を知る。

しかし素直になれない二人は

「初めにいったはずだ、俺は金目当てでお前と一緒にいたのさ」

「酷い。私はあなたを信じていたのに」

「金を払わないのなら一緒にいる意味なんてない」

「もうあなたなんか知らない。朝起きたら戦地の地雷源にワープしてしまえ」

そんな言い合いの末二人は心を遠ざけあってしまう。
そこへ、彼女の従兄弟で隣街の領主であるポニャックと彼女が結婚するとの噂が耳に入る。狙いはもちろん彼女の持つ指輪でなんでも日本円で時価数千兆円の価値があるらしい。

「俺には関係ない事だ」

その話を、幼馴染みで巨乳で少し抜けた性格の実家の農業を手伝っているミランダにすると

「じゃあ私を抱いてよ、ずっとあなたのことが好きだったの。あのお嬢様の事がなんでもないのなら私を抱いてよ。抱いてくれないならそいつの顔の皮膚を剥いで、願い事書いて、夜空に捧げてやる」

と叫ばれる。
ミランダは有言実行の女だった。ハロウィンにお菓子をくれなかったある家庭の旦那を寝取って「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ」と薄ら笑いを浮かべながら言い放った女だ。このまま断れば大量の牛を引き連れてジェシーの家を襲撃するかもしれない。やむなくジェイクは深夜の真っ暗な部屋でミランダを抱きしめ、彼女の全身を嘗め回しながら衣服を全て剥ぎ取った。しかし、股間に顔をうずめながら彼は言った

「駄目だ、できない。・・俺はやっぱりジェシーが…」

ミランダの部屋を飛び出たジェイク。静寂の中月明かりに照らされたミランダはポツリと「バカ」と呟いた。夜道を走るジェイク。あのお嬢様に告げるんだ自分の気持ちを。もっと早く、ジェイクが力強くその足を踏みしめようとしたその時、不意に背後で炸裂する爆発音。振り返ると遠くで何かが燃えている。あれは村の方向?一体何が?牧場?牧場が燃えている?まさか・・・ミランダ?呆然としている彼の前にジェシーの婚約者ポニャックが現れる。月を背後に、その身に闇を纏い立っていた。

「君には絶望を与えた後死んでもらうよ。お嬢様の心には君がいるみたいなんでね」

月の光はポニャックの影を伸ばしジェイクの足もとまで伸びていた。まるで彼を闇へ誘うかのようだった。ジェイクはポニャックに襲い掛かる。何人もの人間を葬ってきたハンマーを振るう。しかしにポニャックはあっさりそのハンマーを破壊しジェイクを殴り飛ばして壁にめり込ませて動けなくした後、彼を物理的にも精神的にも完膚なきまでに打ちのめした。

「お前のその姿は醜悪で酷く笑える。気が変わった。我々の結婚式に招待し全てを見届けさせたあと殺してあげよう。どんな顔でお前は死ぬのかな」

高笑いととも去るポニャック。涙は降り出した雨とともに流れる。ボロ雑巾のようになったジェイクはめり込んだ壁からところてんのようにずり落ちた後、未だ燃え続ける幼馴染みの家に戻る。そこにあったのは黒こげのミランダの死体。

「ごめん・・俺は・・お前を抱きしめる事はできない」

握り締めた拳から裂け出た血は雨と炎にまぎれて消えた。


ポニャックとジェシーの結婚式の日、ジェイクは会場である教会に設置していた爆薬3トンを爆発させる。ジェシーの親戚を含む来場者は全てを死に絶え、建物は消し飛び、神父の夕食になる予定だったオマール海老はいい感じに蒸される。瓦礫の中で対峙するポニャックとジェイク。

「ジェシーは渡さない」
はじまった最後の戦い。ポニャックの暗殺術を掻い潜り拳を叩き込む。しかしポニャック倒れないばかりか腕を機械のように高速回転させ、その腕はもはや地上に切れるものはなしと言われるほどの斬れ味となり襲い掛かる。対するジェイクは首から上を高速回転させる事で全てを破壊するハンマーへと変化させ対抗した。千切れ飛ぶジェイクの腕。砕け散るポニャックの尾てい骨。

「なぜだ、なぜ彼女のためにそこまで戦える」
「さあね、ただあえて言うならスラムにいたジョニーに聞かれた、お前はどうしてそんなにチーズケーキを食べるんだってのと同じ答えだ」

大きな爆発が起こったのを合図に二人は最後の一撃をくりだす。
ポニャックの腕はジェイクの肩を切り裂き、ジェイクの頭蓋はポニャックの体を貫通していた。
ところてんのようにずり落ちるポニャックに彼は呟いた。

「好きだからさ」


地下12階にある、新婦控え室の扉が開く。振り返ったジェシーの目に映ったのは片腕を失って全身血だらけのジェイク。倒れこむようになり、ジェシーに抱きしめられる。

「どうしてこんな・・私のためにこんな事を・・」

涙をポロポロ零す彼女に呟く

「約束・・しただろ・・」

「約束?」

「前に約束してただろ・・今度の休みは・・・一緒にチーズケーキを食べようって」

「なに・・いってるの?」

俺は箱を差し出す。
彼女が箱を開けると中にはおいしそうなチーズケーキが。

「食べてみて」

彼女が言われた通りチーズケーキを食べると口の中に硬いものが。
吐き出すと、それは彼女の両親の形見の指輪だった。

「取り返してきたよ」

そう呟いた後ゆるやかに目をつぶるジェイク。

「いや、死なないで・・お願い、死なないで・・」

彼女の腕の中で俺は静かに息を引き取ったジェイクは、笑っていた。崩れ落ちる控え室。しかしジェイクの亡骸を抱いてジェシーはそこを一歩も動かなかった。衣服が焼け、下に着ていた下着以外の肌が焼けていく。それでもかまわなかった。このままここで彼と共に。神に背いてでも、彼と。


みたいな話が渡瀬珠希ちゃんの前世にあったと思うんですわ。そうじゃないとおかしいもん。
しかしかわいい。珠希ちゃんは頭がおかしくなるくらいかわいい。
みんなに言いたい。宇宙でカップラーメンでも食ってる宇宙飛行士にでも届く勢いで叫びたい。
ここに女神がいると。

そんなわけで僕の特にお気に入りになったこのゲームはクリア後も売却せずにうまくDVD-ROMを大事に隠し持っていたんですが、案の定嫁に見つかった。
厳しい追求の末に僕は
「自分はこんなゲーム全然知らないし、興味もないし、気持ち悪いとさえ思う」
と顔を歪めて言い放った。


この記事は2007年7月27日に投稿された「妄想代理人」という記事の内容が若干入ってます。
[ 2012/10/25 00:00 ] 批評 | TB(0) | CM(1)

蒼過ぎる空はブルーレットと名付ける(2012/10/23) 



昔のblogから転載。
お子さんに絵本代わりに読ませてあげたい記事NO.1



2006年2月26日 投稿
原題「蒼過ぎる空はブルーレットと名付ける」


[ 2012/10/23 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

写真で何か言おう(2012/10/21) 


梅沢ブラック 28才 男
趣味…いちご狩り
特徴…グレネードランチャーみたいなちんちん



この記事は2006年6月くらいに投稿した 原題「写真で何か言おう」の転載です。

[ 2012/10/21 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

タマ姉のおっぱいマウスパッドを買った(2012/10/19) 



昔のblogからの転載。
結婚するにあたっておっぱいマウスパッドは売り払いました。



2008年2月28日 投稿
原題「タマ姉のおっぱいマウスパッドを買った」


[ 2012/10/19 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

ルームシェアの話(2012/10/18) 



自分を呼ぶ声が聞こえるんですよ。
その声を頼りに進んでいくと風呂場で、嫁が「お湯が出ない」と騒いでいたんですけど
ただ単純にガスの元栓が閉まっていただけなので開いてやると
「さんきゅー☆」
とか言いながら、僕がまだ風呂場の中にいるのにシャワーを浴びだしまして。
まぁ当然濡れるわけですよ。
清純そうな外見のくせに街一番のビッチって女の股間くらい濡れるわけですよ。
これにはさすがの僕でも怒る。仏のまさぼうと呼ばれた僕でも怒る。
前の車に車線変更されただけで烈火の如く怒り狂う僕でも怒る。
怒った僕を見て嫁はたいそう悲しみまして。
「もっと甘い生活がよかった。こんなことくらい笑って許してくれる甘い生活が」
とかなんとか言うわけですよ。
助けに来た奴に熱湯かけた奴の言うことじゃないし、
僕は釣った魚には餌をあげたくないタイプの人間なので甘い生活なんて反吐が出る思いだったので
あいわかった、と。僕は紡ぎ出す訳です。
甘い生活なんて碌なもんじゃあねぇ、と、
昔blogで書いた、甘い生活をテーマにしたあの話を。





翔太郎にとって星は誰よりも近くて、誰よりも遠かった。
彼は幼い頃事故で父を亡くした。彼の目の前で起きた事故だった。居眠り運転で暴走した車が歩道に乗りあげた。手を繋いで信号待ちしていた自分がフラフラと飛ぶ蝶を見て歩き出したの追ってきた父が轢かれた。幼い翔太郎でも父がもうどこかへ行ってしまった事は一目でわかった。あの時なぜ父の手を繋いでおけなかったのか。母が言った。父は星になったんだ、と。意味なんてよくわからかった。だから父がいなくなったあの日の夜、星に手をかざして父に会いたいと願った。ずっと夜空を見上げていた。何時間そうしていたかはわからない、なぜそうなったのかもわからない、気がつくと翔太郎は空を飛んでいた。初めは恐怖が強かったが、そのうち自由に上下左右に飛行できる事を理解し思った。星になった父にこれでまた会えるではないか。目で見えているんだ、そんなに遠くはないはずだ、と。しかしいくら飛んでも、どれだけ地上が遠くなってもあの星は遠く離れたままだった。あんなに近くに見える星にどれだけ近づこうとしても、どれだけ手を伸ばしても届かなくて、やっぱり父には会えなかった。しかしあの星の瞬きを見ていると不思議と心が安らいだ。


「はじめまして、翔太郎です」

誰もいない閑静な住宅地に自分の声が響く。冬が終わりを告げ、暖かな日差しが照りつけ始めたそんな頃、翔太郎は見知らぬ街にいた。この春から大学生になるにあたって一人暮らしをするためだ。父親をはやくに亡くし、死に物狂いで自分を育ててくれた母からいち早く自立してあげたかった。今日から、この街で生活費はもちろん学費も何もかもを自分で稼いで生活するのだ。反対する母を強引に押し切って、今回の一人暮らしを決めた。自分から開放してあげたい、母には新しい人生を歩んで欲しかった。

大学の合格通知が届いたその日に、翔太郎は大事に貯金しておいたお年玉を使ってこの街に来た。春からの住居を探すためだ。まずは住む場所だと勢い勇んで入った一軒目の不動産屋で驚いたことに掘り出し物の物件があった。貧乏学生にはもってこいの格安家賃のルームシェアの部屋だ。

そして今。その部屋の前に立っていた。実家を出て新幹線に乗って電車を乗り継いでいる間、ずっとこの言葉を繰り返していた。

「はじめまして、翔太郎です」

人見知り気味の彼にとってはこんな簡単な言葉でさえ、外国の言葉よりも遥かに伝えがたいのだった。ルームシェアの相手は「出町柳紅蔵さん(21)」名前の通りちょっと個性の強い男の人らしい。無意味に怖いらしい。
どうやら同居人に相当問題があるらしく、この格安家賃なのだそうだ。今回翔太郎が不動産屋と契約した時も、前日に前任の同居者が逃げ出したらしい。そこへ気の弱そうな田舎者がひょこひょこやってきた、というわけだ。五反田紅蔵さんは色々忙しいとかで未だにその姿を拝見したことがない。気にかかる点は多いがこれは人に慣れる試練。初めに一番キツイ所から行ってしまうと、あとは何が来ても大丈夫だろうという彼の考え。母に迷惑をかけない強い人間になりたかった。

彼はこれから住まいになるその部屋の前に立つ。心臓が脈動する。すでに中で人が殺されていたらどうしよう?証拠隠滅のために細かくスライスされ、トイレに流されている真っ最中だったら?

「今日は焼肉ですか?」

なんて素敵な返し、自分にできるだろうか?力強くノックする。高ぶりきった彼は返事を待てず、叫ぶように言いながら思いっきり扉を開ける。

「どうも~、しょ」

声が止まる。扉を開けたとき、大きな音がした。衝撃音。そしてドアに走った鈍い感触。金属をハンマーで殴ったらちょうどこんな感じになるだろう。おそらく誰かがドアにぶつかった。多分ノックを聞いたからドアを開けようとしてくれたのだろう。扉をゆっくり開くと、中には誰かが倒れている。頭を手で押さえて。

(報復が来る)

翔太郎は確信する。

「紅蔵に瞼だけ切り取られる!」

全力で部屋から逃げようとした彼の耳に

「痛たた・・どうもすいません・・私ドンくさくて・・」

声が届く。
あれ?紅蔵さんってこんな女っぽい声なのか?どうでもいい。とりあえず謝ろう。とにかく謝ろう!額の皮が千切れて、頭蓋が見えるくらい地面に擦りつけよう!!

「紅蔵さん、すいません! 俺調子こいてました! 発売日にNINTENDO64買ったあの日くらい調子こいてました!」

「いえいえ、私もテンション上がってしまってにずっと扉の前で待っていたから悪いの。これからはノックがあったら、とりあえずドアに向かって硬球とかおもっくそ投げます。それで反応がなかったら開けるようにします。だから表を上げて、姫子ちゃん」

「いやいや、俺が調子こいてたんです。ノックした後、扉の前で今みたいに土下座してればよかった。あなたが扉を開くまで、今みたいに紅蔵さんに絶対服従を誓うような形に持っていくだけのアドリブが俺にできればよかった。でもできなかった。だから俺今してる。すごくこわい。だから殺さないで。尿道に細長いビーカー突き刺すとかそういう類の拷問はよして!」

「いえいえ、そんなマニアックな拷問なんかしないよ。ねっ、姫子ちゃん。これから一緒に住む仲だから。これくらいのハプニングたいした事ないよ。色んな事乗り越えていこう!一緒に住む相手が誤って蟷螂だったなんてハプニングだったら、私許さないけど、姫子ちゃんは人間の女性じゃない。仲良くしましょう」

「紅蔵さん、本当にすいませんでした。俺あなたみたいな漢と一緒に住めて光栄です。ほんと一緒に住む相手が女だったらどうしようかと思ってました。紅蔵さん、これからもよろしくお願いします」

お互い土下座する形になっていた二人は、そっと顔を上げた。そしてお互いを見た。

「・・・出町柳紅蔵さん・・ですよね?」「・・・祇園四条姫子ちゃん・・だよね?」

止まる世界。

「・・・せ・・性転換・・されたんですか?」

二人の声は重なった。



「管理人さん、一体どういう事なんですか!! 私の同居人は姫子ちゃん(紅蔵さん)だって言ってじゃないですか!」

アパートの管理人室に響く声。それを少しも慌てる事無く笑って見ている初老の管理人。

「まぁまぁ落ち着きなさい」

半笑いで若者二人を宥めようとするが彼らはおさまらない。

「ふざけないでください、落ち着けるわけないでしょう」

「あなた、この人は目上だよ。どういう口の聞き方してるの。謝りなさい!」

「何言ってるんですか、この人か不動産屋に不手際があったからこんな状況なんでしょう」

「そうだぁああ、ちょっとぉぉぉお、この初老ぉぉぉぉ!! 一体どういうつもりですかぁぁぁ!!!」

部屋にいた名前も知らない女性がやたら激高している。気分の浮き沈みが激しい人なのか?

「いやぁ、君らの本来の同居人ね、紅蔵くんと姫子さん。突然賃貸契約を解除しきてね。姫子さんはたしか、ご両親にね、今回のルームシェアの件隠してたらしいんだよ。女子大の寮に住むとか嘘ついてたみたいで。それがバレちゃったらしくてね。いやぁ、まいったまいった。」

「・・・姫子ちゃん・・・・・」

「べ、紅蔵さんは?」

管理人はため息をついて首を振るとヤレヤレといった感じで机の上にあったティーカップを持つと、ゆっくりと中のコーヒーを床に垂らしながら言った

「こうなったんだよ」

意味がわからなかった。法律という壁がなかったらかなり強めに殴打していたもしれない。

「それで・・どうして僕達が一緒に住む事に・・?」

「君たちルームシェアしたかったんだろ? だったらいいじゃないか。パートナーが少し変わっただけだよ」

「ちょっとじゃねぇぇっぇぇだろがぁぁぁぁぁぁ、初老のEDィィィィィ!! 男性器生えるほどの大変貌遂げてるでしょぉぉぉぉぉう!! 男と暮らすなんてできませんよぉおぉおお、このEDのET!!!」

少しもうまい事を言ってないのに言い終わった後少し満足そうな女に恐怖を覚えながら翔太郎も続く。

「僕も困りますよ女性と暮らすだなんて」

「空き部屋もう埋まっちゃったし。今回はこれで頼むよ」

「私がレイプされたらどうするんだああああああああああああああああ!!」

ちょっと静かにしてくださいと翔太郎は騒ぐ女に言うと、彼女は一瞬で黙った。黙ったと言うか泣きそうだった。ものすごい涙が溜まった目で体を震わせながらグスグス鼻を鳴らしてこっちを睨んでいる。涙が流れていないだけで完全に泣いている。しかし今は彼女に構っているいる場合ではない。翔太郎は管理人の方へ向き直す。僕が戦うんだ。理不尽な大人には正義の鉄槌だ。司法よ、僕に力を。

「・・・とにかく出るとこ出させてもらいますよ」

「これ」

管理人が紙を1枚出す。

「契約書。入居後半年以内に転居する場合は家賃1年分の罰金」

「・・・は?」

翔太郎が絶句する。紙をひったくって確認すると確かにそう書いてあった。

「すでに入居して半年以上過ぎている私には関係ありませんよ」

半泣きでプルプルしながら腕を組んでふんぞり返っている女性の方を向いて管理人が笑う。

「家賃安くするから」

「・・・え?」

管理人がどこからか持ってきた電卓をはじいて見せてくる。

「これくらいでどう?」

「やだ・・うそ・・あたし興奮してきちゃった」

さらに翔太郎の方を向き、続ける。

「君は一ヶ月だけ家賃半額にするから、ねっ」

「え・・・・中古のガムいっぱい買えるじゃないか・・」

二人は壊れたロボットのように軋む様に向き合う。

こうして二人のルームシェアが始まった。
酷く不器用な二人の生活。
男の名は、翔太郎。大学一回生予定
女の名は、アキ。社会人一年生予定
春を目の前にしたある日の出来事だった。




父が死んだあの日以来。翔太郎は空を飛んでいない。あの一回限り。そもそも人間がなんの機械の力も借りずに空など飛べるわけがない。きっと夢だったんだろう。そう思いながらも、あの肌寒さ、父に会えると思った高揚感。あれは夢なんかじゃないと思う彼もいた。見慣れ始めた天井。ルームシェアが始まってから1週間が過ぎていた。二人が決めた事はまず、お互いの境界線。プロレスラーがリングをグルグル回りながら相手を牽制し合う感じでリビングを歩きながらお互いの自己紹介を探り探り行った。どうやらアキはかなりの人見知りのようだった。翔太郎も決して人当たりがいい方ではなかったため二人はすぐに中学生時代の恥ずかしい過去の言い合いができるような仲良しにはなれなかった。

アキは自分の選んだ部屋の前に、たくさんの鳴子を張り巡らせた。翔太郎は自分の選んだ部屋の扉に、アキが苦手だというホラー映画のポスターを貼った。家事全般は完全に別々。家庭内別居である。そうして日々が始まった。お互いに会話はほとんどなし。お互いにどうにかしたいと思いつつも、歩み寄ろうとする事はなかった。

ある日、リビングのソファでうっかり眠ってしまった翔太郎。アキは眠る翔太郎にそっと近づいて毛布をかけた。異性が特に苦手なアキにとっては大冒険だった。毛布をかけると同時にクラウチングスタートで部屋にダッシュで戻り、ベリーロールでベッドにダイブ。そして勢い余って壁に頭から激突。薄れゆく意識の中、これが仲良くなるきっかけになればと、年長者として歩み寄るんだと、彼女は思った。しかし翌日不器用なアキは心とは裏腹に感情のぶつけ合いしかできない。

「あの、毛布かけてくれてありがとうございました」

「目の前に汚い野菜があったから、洗ってサランラップしてあげただけなんだけど」

「洗ったの?」

「洗うわけないでしょ、童貞の包茎に掌底ブチかますぞぉおおお!!!」


どうにかしたいけどできない。こんなくだらない事で喧嘩したくない。もっと話してみたい。そんな事を思いながら、その日の夜シャワーを浴びるアキ。その音を聞いてオナニーをする翔太郎。二人の距離は縮まらなかった。

そして数日後、事件は起こる。微妙な位置のままの二人。深夜、アキが眠っている時間、アルバイト先の飲み会があった翔太郎は酒を飲んで帰宅した。元々酒に弱かったため、前後不覚になるほど酔っ払った翔太郎。彼は間違えてアキの部屋を自分の部屋だと勘違いしてしまう。扉に手をかけようとした、その時、何かに躓く。鳴子である。鳴り響く警鐘音。その音で酔いが覚めた翔太郎は戦慄する。アキの部屋の扉が少し開いている。その隙間から、大好きなバンドの解散ライブで怒りや悲しみ、そんな複雑な感情を抑え切れない熱狂的なファンのような顔をしたアキがいた。アキは手に持った林檎を投げつけてきた。実家がりんご農園を営んでおり、先日大量に送られてきたものである。翔太郎はその林檎を包丁で真っ二つにする。実家が刀鍛冶を営んでおり、先日大量に送られてきたものである。深夜、二人は一心不乱に投げては斬り、投げては斬りを繰返した。部屋はりんごまみれ。アキは疲弊して倒れこんだ翔太郎の頭に、ここぞとばかりにパイナップルの中身をくり抜いて作った仮面を被せてきた。彼は汁で全身がぬちゃぬちゃになって異生物から新たに輪廻転生したみたいになった。生まれた時からずっとそうだったように、ぴったりとフィットしたパイナップルを外す事ができす中からぬちゃぬちゃ食べた。どこかの部族の祝い方にこんなのがあるかもしれないなぁと他人事のように考えながら食べ進んだ。ようやく皮まで食べて視界が開けたとき、アキは腹がよじれるくらい笑っていたので垂直落下式DDTをブチかました。明け方、二人はリビングに倒れていた。しかし笑顔の二人。ようやく二人は少しだけ、自分について話し合えたのである。少しだけ前に進んだ。

そうして、どうしようもなくぎこちなかった日常は氷が解けるように、人々が凄惨な事件をすぐ忘れるように、少しずつ変わっていった。二人は冷戦状態から、よくあるルームメイトへと変わっていった。

秋になって、アキに少しずつ元気がなくなっていった。大学生はまだ夏休みだ稼ぎ時だ、とバイトに明け暮れていた翔太郎がアキの変化に気がついたのは、かなり時間が経った後だった。どうしたの?月経的な何か?と聞くと延髄に気持ちのいい蹴りをお見舞いされて気絶した。翌日翔太郎はアキの職場をこっそり覗き見る事にした。帰宅時間から予想するにアキはほぼ職場と家の往復を繰り返す枯れ果てたサボテンのような生活をしていた。朝彼女が出勤した後してから彼もそこへ向かう。場所は以前アキに手が内出血で鬱血するほど名刺交換の練習に付き合わされた事がありその時にもらった名刺に書いてあった。1時間もすれば彼女の勤め先についた。生意気にも小さな自社ビル所有の会社だった。中をそっと覗き見ると、そこには苦悶の表情をする彼女がいた。空気椅子をしていた。一日覗き見た結果わかったのだが、ドジな所があるアキは仕事でミスが多いらしく、いわゆるお局様とやらにいびられているようだった。しかしながら顔が童顔でかわいらしい彼女は男性社員からはいたく気にいられているようで、それに腹を立てたお局率いる女子社員連合に手ひどくイジメを受けている、そういう風に見えた。営業職であろう男性社員が帰社するまでその空気椅子は続き、アキは就業中一度も笑う事はなかった。ただ空気椅子強制をさせられていい汗をかいていた。その夜帰ってきたアキは「最近ジムに行って足腰を鍛えている」と笑って話しながら綺麗なヒンズースクワットを見せてくれた。家ではまだ笑ってくれていた。自分が支えてあげるんだ、翔太郎はそう思った。


冬。凍てつく寒さが全てを凍らせるように、二人の関係はルームメイトから進歩がないまま、冬が来た。あれからアキはますます不安定になった。浮き沈みが以前よりも激しくなった。不器用で人見知りだが、本当はよく笑うアキに惹かれていた翔太郎は彼女を休みの日に色んな所へ連れ出した。そんな時だけアキは夏頃そうだったように笑ってくれた。そして今日はクリスマス。今年は土曜日がクリスマス。二人は約束した、一緒に楽しく過ごすと。翔太郎は朝からバイトで休日のアキは朝からたくさんの料理を作った。夕方アキが携帯を見ると

「ちょっと遅くなる」

と翔太郎のメール。アキは少し呆れてそして気がついた。ケーキを用意していない事に。七面鳥を自分で育てて、自分の手で解体する事にこだわり過ぎた彼女はうっかり忘れていたのだ。時間はまだある、どうせなら都会の方へ出てデパートなんかで自分じゃ作れないものすんごいケーキでも買ってこよう。それを見たら彼はどんな顔するだろう?甘いものが大好きな彼は、どんだけアグレッシブなリアクションを見せてくれるだろう? もしかしたら、嬉しくて指を一本ずつ折ってくれるかもしれない。そうして彼女は都会の街に行き、女の子と楽しそうに歩く翔太郎を見た。

夜。翔太郎は慌てて帰ってきた。

「ごめん、ちょっと遅くなった」

「誰?」

「えっ? 僕は・・翔太郎だけど」

「今日誰と歩いてたの?」

「今日誰と歩いてたの?」

アキは何度も繰り返しながらにじり寄ってきた。

「基本的にいつも一人なんだけど、僕」

「夕方に・・女の人といた。・・今日は一緒に過ごすって約束したよね?」

女?母の胎内から押し出されたあの瞬間から、極めて誰よりも深く潔く童貞を貫いている彼にとってもそれは驚愕の事実だった。僕が女と歩いていた。僕は自分が気がついていないだけで、本当は女と遊びまくっていたのか?二重人格なのか?自分が、馬鹿な?もし二重人格で片方が非童貞なんだったら、今の僕は童貞なのか?肉体的には童貞じゃないかもしれないが、心は童貞だ。心童貞だ。略して心童だ。僕はいつも一人なのに一人じゃなかったのか。なんて哲学的なんだ、この体験は文章化して自費出版すればベストセラー間違いなしだ。印税で家を買ってアキと暮らそう。家か、印税の額にもよるけど庭ありの戸建てだな。アキには家庭に入ってもらってアップルパイでも焼いてもらおう。僕はそれを楽しみに作家活動に勤しむんだ。子供は男女一人ずつがいいかな。名前は

「翔太郎くんが誰と居てもいいんだけど、でも今日は一緒にいるって約束したよね?」

アキの言葉で我に帰る。

「・・・何かの間違」「死んで」「はい?」「自害して」「それは・・勘弁」「ほら包丁。あなたのお祖父さんが作った切れ味鋭い包丁よ」「いや・・ちょっと切腹は今時流行らないと・・」「首に包丁を突き刺しなさい」「うわぁ、アグレッシブ・・」「黒髭危機一髪くらい刺しなさい」「首飛びませんよ。血が大量に出るだけです」「あの女と何してたの?あの派手な格好をした女と」「派手な?あああ、あれは英会話教材を買わされそうになってただけで」「嘘つき」「何度言ってもついてきやがるんですよ、あの雌豚。違うよ、全然違う。今日はアキへのプレゼントを買いに行ってただけなん」

その言葉を言い終わる前に、シャンパンの瓶で思いっきり殴られて翔太郎は気絶した。
翌日、目を覚ました翔太郎はアキが家にいない事に気がついた。翔太郎は取り乱したが、どうやら普通に仕事に行っただけのようだった。どんな状態でも彼女は社会人だった。アッパレでござると、頼りなく呟いて痛む頭を押さえながら天を仰いだ。

アキは職場で死人の様な出で立ちだった。昨日の事があって、心は破裂しそうだった。破裂と言ったら私、私と言ったら破裂、とマジカルバナナのリズムで繰り返していた。目に入るものは気に障り、全て自分の目に入らない場所へ転移させてしまいたい状態。そんなアキにお局社員が近づいてきた。右手にコーヒーを持って。

「どうしたの、今日は元気ないじゃない? これでも飲んで元気出しなさい」

差し出されたコーヒーにアキは感動した。こいつはこうやって元気がないときは励ましてくれる優しい人だったんだ。正直何回殺しても殺し足りないくらい憎みきっていて、この恨みを文章に纏めて自費出版で本でも出そうかと思っていたくらいだ。しかしどんな人間にも慈悲の心がある、それを知れたアキはうれしくてコーヒーを一気に飲んだ。舌は火傷し、そして泥酔した。コーヒーの中にはスピリタスが混入されていたのである。酒を飲まないアキはそれに気付かず飲み干した。そのまま暴れた。机の上に飛び乗り、堀江さんのあごをひざで折った。佐藤さんの頬骨を回し蹴りでへし折った。森さんの肩をはずして入れ直した。そして騒ぎを聞きつけて現れた部長に向かって、これがほんまのデスクワークじゃいとなぜか関西弁で机を振り回した。部長は窓を突き破り、アキの目に入らない場所へ消えた。

夜。
翔太郎が家に帰ると真っ暗だった。電気をつける。アキの名前を呼ぶが返事がない。日付はもう変わろうとしていた。アキは今までどんなに遅かろうと、日付が変わる前には帰ってきていた。今までこんな事はなかった。リビングは今朝翔太郎が片付けたまま。昨日あんな事があったのだ。やっぱり彼女に何かあったのかもしれない。翔太郎はアキの部屋の前に立った。邪魔な鳴子を引きちぎって中に入る。初めて見る彼女の部屋。彼は目的を忘れて酷く興奮した。とりあえず、彼女の部屋のいたるところに陰部をすりつけようとして机の上であるものを発見した。遺書である。正確に言うと遺書の下書きである。そして「絶対安心ここならGO TO HEAVEN」と言う本。あるページにふせんが貼ってあった。ふせんには「ここで死ぬ」と殴り書きで書いてあった。アキは死ぬ気なんだ。なんで僕はこんな変態行為に勤しもうとしていたんだ。こんな事してる場合じゃない。急いで部屋を出て行こうとする彼は足元の何かに躓く。それは写真の束。翔太郎とアキがりんごまみれで笑っている写真。全部同じ写真だった。100枚くらいありそうだ。意味がわからん。なんで100枚も。注文する時に数を書き間違えたのか?その写真の中の二人は幸せそうだった。楽しかった日々。彼女がいなけりゃ駄目だ。死なせたくない。大切な人を失いたくない。彼は「絶対安心ここならGO TO HEAVEN」を乱暴に手に取り、外に飛び出た。

海沿いにある崖の手前。アキはレンタカーに乗っていた。車内にはすでに火がくべられた練炭がたくさん置かれていた。練炭と崖にダイブの2段構えで自殺。いつもどこかでミスしてしまうアキは、二段構えの策を選んだ。遺書は近くの岩陰に置いた。後は・・アクセルを踏み込むだけ。暑くて苦しい。どうせ仕事もクビだろう。もう生きるのは苦しい。だからもういいか。時計を見た。大好きだったあの海外ドラマ。主人公は幸せになれるのかな?私は全然だよ。少しアクセルを踏み込む。車が少し進んで、体がどうしようもなく震えた。怖い。死ぬのは怖い。けど、もう死ぬしかない。会社をクビになる。両親に合わせる顔がない。さえない学生生活を変えたくて二回生の時一念発起して始めたルームシェア、最初の同居人は年上の女性だった。ドジでバカな私をいつも励まして、支えてくれた。私の就職が決まったと報告したとき、結婚する事を告げられた。今度は自分が彼女のようになるんだ。私がいつもそうしてもらっていたみたいに。次の同居人は男の子だった。ちょっと内気なかわいい男の子だった。自分が引っ張っていこうと思った。でもうまくいかなかった。反対に助けられていた。仕事も私生活も失敗ばかりで落ち込む私を彼はいつも励ましてくれた。いつだってやさしくて、いつだって私の側にいてくれた。彼は私が死んだ事を知ったらどうなるだろう?この場所に花をそっと置いて泣いてくれるかな?泣いてくれるだろうか?そんな事を考えていたら涙が止まらなかった。生きたい。でも、彼も、この世界の誰もきっと私を必要としていない。彼にはあの街でみかけた女性がいる。誰も私がいなくても困らない。世界はそのまま何事もなく動く。アキはそっとブレーキを離した。クリープ現象でゆっくりゆっくり車は動く。少しずつその時は近づく。少しずつ少しずつ。その時ルームミラーに何かが映る。

彼が、いた。
息を切らしながらそこに。

「はぁぁぁぁい!! こんばんわぁぁぁ!!」「・・・翔太郎・・・」「はいブレーキ踏んでギアをニュートラルにして。サイドブレーキも。あとはキーまわしてエンジン止めようね」「どうしてここが?」「なんでこんな遠いとこまで来るの? タクシー代高くついちゃった」「・・・・・」「ほら・・・こんな有名自殺スポットで騒いじゃったから、霊的なものがざわついてるじゃん!!」「・・・・・」「アキはそういうの苦手だろ。僕もものっそい怖いから帰ろう」「・・・・・」

「死んでどうするんだよ?」

翔太郎は続ける。

「死んだら終わりだよ」

「・・・何もないから、生きてても」

「あるよ。楽しい事たくさんある」

「ないよ」

「僕も生まれてきたくなんかなかった。でもさ、産まれちゃったんだよ。父さんと母さんがSEXして。生きてても辛い事ばっかだよ。自分に自信なんて持てないし。昨日も大学で無視されたし、バイト先でも怒られた。客に肩間接はずされた後入れ直された。でもさ、たまに楽しくて仕方ない事がある。それでいいんだよ」

「よくないよ!!!!!!!」

轟音。
アクセルが踏み込まれ、急発進した車。その前に翔太郎が躍り出て、そして当たり前のように轢かれる。翔太郎が昼の部長の様に空を舞った。急停止する車。翔太郎は崖から落ちる直前の場所に頭から落下する。

「しょう・・たろう・・・?」

彼を名を呼ぶが答えはない。変わりに血だまりが広がっていく。

「わたしがころしちゃったの?」「わたしがしょうたろうを」「ころした」

アキはただ放心していた。愛する人間を殺めてしまったという罪悪感や震駭も、自分を追い込んだ世界への憎悪も焦燥も。空っぽになった彼女はただ動かない真っ赤になった翔太郎を見ていた。彼はあんな状態になっても自分を落としてなるかと言わんばかりに崖を塞ぐ様に倒れている。意識が朦朧としてきた。後部座席に目をやると彼女が用意した練炭が紅く車内を染めていた。もうどうでもいいやこのまま死のう、そう彼女が思った瞬間、レンタカーが揺れた。目線を前に戻すとボンネットに血まみれの翔太郎が立っていた。そして手に持った石でフロントガラスを叩き割ると中から彼女を引きずりだす。地面に叩きつけられた衝撃と、一酸化炭素から開放された事で咳き込むアキに翔太郎はゆっくりと語りかけた。

「これでおしまい、ね。ほら僕が代わりに死ぬ思いしたからおしまい。こんな感じになってるじゃん。これ大丈夫?マズイ事になってない?怖くて見れないんだけど、ちゃんと足とか腕、ある?痛みを感じないんだけど、臓物的なもの出てない? そりゃこれ喰らったら父さん死ぬよね。ところで痛みを感じないってデフレ期に消費税率上げちゃう政治家の心みたいだね」

「翔太郎・・・」

「いいか。人はいつか死ぬ。物だっていつかは朽ち果てる。だから美しいんじゃないか。絶対に壊れないもの、なくならないもの、完璧なものなんてすぐ飽きちゃんだよ。ありがたみが無くなるんだ。海原雄山が言ってた。あと、人の一生は魔族に比べて短くて儚い。だから一生懸命生きるんだ花火のように、覚えとけバカヤローってポップが言ってた。二つとも今は言わなくてもいい事かもしれないけどおおおお!!!!」

「・・翔太郎には大切な、あの女の人がいるから、そんなにがんばって生きれるんだよ」

「違う!」

「私は駄目だ。仕事も私生活も何もうまくいかない。私は全てを望んでるわけじゃない。神様になりたいわけじゃない。本当に些細な事しか願ってないよ。でも何もうまくいかない!甘かったんだよ、ずっと誰かに甘えっぱなしの甘い、甘い生活だった!」

「アキ」

翔太郎は走った。

「好きだ」

アキを抱きしめる。

「アキがいないと生きていけない。ずっと側にいて欲しい」

「しょう・・・たろう」

アキは目からそっと涙がおぼれ落ちる。

「私も・・私も翔太郎の事が・・好き」「うん」「翔太郎が好き」「うん」「私・・結構年上だけど大丈夫?」「そういえば結構年離れてたんだっけ」「今更そんな事言うの!!!」「ヒッ、ごめん」「許さない」「ごめん」「もう一回言って」「へ?」「好きって・・・もう一度」「いやいや、そんな何回もいう事じゃないし・・」「言えぇええええええええ!」「いやいや・・」「やっぱ死ぬ」「おおおお崖の方にいくなぁああああ」「死ぬ」「好きって言えば満足か!?」「結婚するって約束して」「いや・・結婚とかそんな軽んじて言うことじゃないし」「言えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」「まだ学生だし、僕」「言葉に出さないと伝わらない事がある」「就職氷河期だし、今」「言わなくても伝わるなんて無理だよ!」「そういう事は僕がしっかり稼げるようになってから」「私達は所詮他人なんだから」「最低でも年収350万は稼ぎたいな、就職が有利になるように今から色々資格取らなきゃ」「わかりあう事なんてできないんだから!」「あ、うん」「結婚する?」「あ・・はい」「する?」「・・はい」「じゃあもう死なない」

アキが翔太郎を抱きしめる。翔太郎もそれに応える。しっかりと。翔太郎はそっと夜空を見上げた、今日も父は遥か遠くから自分を見守っていた。アキが両手で翔太郎の顔を自分の方へ向けさせる。見つめ合う二人。目を閉じる。唇を近づけようとした、その瞬間

アキの乗ってきたレンタカーが爆発した。中にあった練炭的なものがきっかけで、なんやかんやで爆発した。

抱きしめていたはずのアキが消えた。爆風で落ちた!崖から!ほんの一瞬呆気にとられていた翔太郎も崖から飛び出した。もう嫌だ、目の前で大切な人を失いたくない。スローモーションで白黒に彩られた世界。あの時、父が死んだ日、僕は飛んだ。あの時以来一度も飛べた事はない。夢だったと思っていた。けど今わかった。あれはきっと父さんだ。父さんが僕が寂しい思いをしないように僕をあの空へ連れて行ったんだ。自分は見守っていると伝えるために。だったらもう一回だけ飛ばせてくれ。今ならまだ間に合う。失う前じゃない。今、力がいるんだ。この頼りなくてか細い手を伸ばして、いつも涙を拭っている彼女の手と繋げるんだ。守るんだ、彼女を。あの星になんて大それた事は言わない。ほんの数メートル先、星よりもずっと近くて遠かった彼女に

「とどけぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」

アキの体は浮遊感に包まれていた。崖が遠くに見える。もう助からない。きっと空を飛ぶっていうのはこんな感じなんだろう。風が強くて、寒くて、だれもいない。こんなにも辛くて、寂しい。私にふさわしい最後だ。やっぱり最後の最期までうまくいかなかった。やっぱり駄目だった。翔太郎には悪い事をした。こんな事なら素直に飛び降りておけばよかった。でも、必死に私を引き止めて、好きだと言ってくれた。私幸せだったよ、翔太郎。あなたに会えて。ありがとう、さよなら。

彼女を衝撃が襲う。あぁ、死んだんだな、そう思って目を開ける。しかしそこは冷たい海の底ではなかった。体は落下する事なく、夜空に浮かんでいた。自分の手を誰かがつかんでいた。もしかして、彼が。そこには翔太郎が・・いなかった。割とはなれた場所にいる。しかしアキの手は彼の手に繋がって空に浮かんでいた。遠くにいる翔太郎をよく見ると5mくらいある長い左手で崖の先を掴み、5mくらいある長い右手で彼女を掴んでいた。

「両の腕が伸びとるぅぅぅぅううううううううううううううううううううううう!!!!」

「辛いなら。辛くて笑えないのなら、僕が傍にいる。笑わせてやる。お腹が空いたらご飯作ってやる。血が見たいならリストカットしてやる。ずっと側にいるんだ。もう離さない、この手を絶対離さない」

「待って、なんか決め台詞的なものを言ってるけど、そんなの耳に入らない。なんなのこの腕!!!」「飛ばなかった」「は?」「間違えて願い叶えよった」「間違い・・」「父さんちょっとドジなとこがあったし」「うちのお父さんもよくドジッちゃったって笑ってるけど、私腕伸びないよ!」「アキを助けるため人であることを捨てた」「私が人類進化のきっかけに…」「ほら帰るよ」「ちぢんどるぅぅぅううううう、両の腕が縮んで私を地上へといざなってるぅううううう」



どこかの会社のどこかの部署。あるOL達が一列に並ばされていた。

「今までありがとうございました」

頭を下げるふりして、一人ひとりに頭突きをブチかましていく。唇をピンポイントで狙うので、みんな血まみれだった。

「今までありがとうございました」

「ぎゃやあああああぁっぁあああああああああああぎゃああぁぁぁぁぁぁっぁ人体の一部が裂傷してるぅぅぅぅ」

最後のお局さんにもう一発ブチかまして、彼女はその場を去った。


会社の外に出ると、雪が降っていた。少し先の小さな公園で頭に雪を積もらせて、彼は立っていた。

「お待たせ」「血だらけじゃん!」「私の血じゃないよ」「いや、どっちかというとそっちの方が嫌」「私の血ならいいの?」「いや・・そういうことではなく」「ねぇ・・」「うん?」「手繋ごう」「恥ずかしいからやだ」

アキは少し困ったように笑った。翔太郎の手は言葉とは逆にアキの手に繋がれていた。

「ねぇ、翔太郎?」

「何?」

「好き」

「うん、僕も好き」

一人じゃ何もできなくて、二人でもきっと何もできなくて。それでも二人でいようと決めた。
腕が伸びる男と、腕が伸びない女。
ルームシェアから始まった彼らの恋。不器用な二人の恋。君もきっとルームシェアで素敵な恋見つけられるはず!






という話を嫁にしたんですが、甘いの意味が違う、と当身を喰らわされました。緋村剣心が女性の当身は威力がないって言ってたのに、おかしい。あっ、違うか軽量だったら威力がないって言ってたのか。そんな事を言ったらもう一回破壊力のある当身を喰らわされました。もうすでに賢明な読者ならお気づきでしょうが、うちの妻は最近少々体が大きいというか、端的に言えばデブついてまして健康状態が不安だったんですが、先日ちょうど健康診断を受けたんです。結果はちょっとデブついてるけど、血液とかはサラサラで生活習慣病などは今の所問題ないとの事でした。尿が甘い生活にならなくて本当によかった。


この記事は2006年1月20日に投稿した「進研ゼミの漫画みたいな終わり方」という記事の書き直しです。
[ 2012/10/18 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

コミケに必要なもの(夏編)(2012/10/14) 



昔のblogから転載。
この記事はある時期になると見に来ている人がいらっしゃったみたいなので。

「これはコミケに持って行け」みたいなページに、
高い確率でラインナップされているを自分なりに批評してみたもの。
コミケ初心者のために素敵なアドバイスを送る便利なページではなく
当時の自分が来年もまた行われる戦いに向けて、
戦場で得た知識を自分のために書きとめておいたものです。

ようするにオナニーです

まぁ僕がコミケに行っていたのは遥か前なので、
今現在の有明の天候が核戦争後の世界ぐらい一変していたり
無意味に屈強な黒人達が今日の酒代をかけて
日本人の頭蓋骨を金棒で叩き割るゲームでもしてるんだったら、この情報は役に立たない。

[ 2012/10/14 00:00 ] 若気の至り | TB(0) | CM(0)

方向性の話(2012/10/12) 




オタク夫婦の日常をお届けするblogと銘打ってはいますが
蓋を開けて見ると、頭がおかしい振りをしたいオッサンの戯言が並ぶ当blog。
もっと嫁の話を聞かせろ。
オタク夫婦あるあるを書け。
そういう声が聞こえてきそうな昨今。

腐女子の生態を教えちゃうゾ☆みたいなのをやれればいいんですが
うちの嫁はすでに腐女子の現役を引退してます。
長く辛くも夢のような時間を与えた現役時代はお終いを告げ、今は隠居生活です。
もうすでに退役軍人のおじいちゃんみたいな貫禄があるわけですよ。
そうなるとよくありそうな
「腐女子は無機物でも受け攻めできちゃうんだぞ、プリッ☆
街行くイケメン同士も空気や二酸化炭素でも。
この世界に存在するものならなんだってできちゃうんだぞ。私達にできないのは平和。
そう世界を統一し平和にする事。それは我々人間という種が持つ業だ。
そのはずだった…我々もそう考えていた。あの日奴があれを発見するまでは。
あれはそう、世界を根本から変えるものだった。なぜあそこに、どうやって生まれたか。
それは知るよしもない。だが我々には必要なものだった。
だから殺した、あれを発見した貴様の父を。彼は拒んだのでね、あれを使う事を。
世界は不条理に満ちている。だけどそれが美しい。
だからこそ私達は明日を生きれるんだ、と言っていたよ。
青臭い戯言だよ、私達は笑った大いに、死者が2〜3人でるくらいにね。
比喩ではない、実際に死んだ。
そして彼を殺し、あれを奪った。
その後の世界は知っているだろう?君がよく知る、君が認識しているこの世界だ。
争い、貧困、あらゆる苦痛から開放された世界だ。
素晴らしいだろ、我々だ、我々が作った。
世界を管理し、全ての人間が横に並び立つ事ができるそんな世界を。
なのになぜ君はそれを壊そうとする?
今存在する世界はこの星に住むかつての人間全てが願ってやまなかった世界だ。
君に壊す権利はない、君が奪う権利はない。
そうだからその椅子をおろしないさい。そうゆっくり、ゆっくりね。
ヒャッ、また振りかぶった。やめてお願いやめて痛いのはやめて。
わかった渡すからこれは渡すから。いたい、人間の関節はそっちには曲がらないし
口はそんなに開かないんだよ。やめてそれは入らない鼻にそれは入らないよ。
はいこれでしょ、好きにすればいいじゃん。
あー結構普通に壊しちゃうんすねー。あーもうこれ無理だ治せない。
あーあ、なんかすごい衣服がボロボロになってきたー。貧困が押し寄せてきてる。
あーなんかもういいや。あーあ」

みたいな腐女子の生態説明は当blogではできない。
全くそういうオタク文化に興味がなくなったのか?と言われるとそうではない。
一線を退いた瞬間に今までの記憶が一瞬にして消え去るわけではないから
ニュースで紛争地帯の戦況なんかが流れると遠い目をして
じっとその画面を見つめる退役軍人のおじいちゃん。
もう戦場に立つ事はないが、
時折スーパーマーケットで買い物中に突然現れた若造の強盗を簡単に蹴散らして
「いつもうまいローストビーフを作ってくれている礼だよ」
とかなんとか言って杖付きながら帰っちゃう感じ。

「腐女子もすごいオシャレしてるんだぞ☆ キャピッ★」
みたい事も言えない。
うちの嫁は全身英字の服を着てたから。耳なし芳一か、お前は。
今でも服屋の店員に勧められて、それを着るなら全裸で歩いたほうがサマになるんじゃない?って
服を買ってくる。
完全に在庫処理をさせられてる。

オタク夫婦といえば深夜アニメの録画権とか、リモコン争奪戦で大喧嘩
とかもない。
なぜなら我が家にはHDDレコーダーが2台あるから。

結婚式もみんな列席者はみんなコスプレで、とかではない。
だって友達いないからね、二人とも。
創造主の想像を絶するくらいいないからね。

つまり、僕は腐女子の話ではなく嫁の話しかできない。
僕が抱いた事のある腐女子は嫁だけなので嫁の話しかできない。
あとアニメやゲームの昔話とかもできない。
大人になってから萌え豚に成り果てた哀れなピエロだから。
エッセイ漫画に限らず、web漫画やweb小説も書けない。

というわけで
ここは基本的には遅咲きのにわか萌え豚夫マサキの戯言と
青春時代を腐女子全盛期として過ごし、今はもうすっかり落ち着いた嫁ミカの
なんでもない日常が時折登場するblog
「QuruQuruNoise ~くるくるのいず~」
今日も通常営業です。
[ 2012/10/12 00:00 ] 独言 | TB(0) | CM(0)
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